2014.12.10 Wednesday
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モーパッサン 新潮社 コメント:原題 UNE VIE (人生)よりも、まさに「女の一生」がぴったりとくる。あまりに清らかで、あまりに弱かった、一人の女の侘びしい一生である。 |
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恩田 陸 新潮社 コメント:中庭をめぐるいくつかの事件。どこまでが内側でどこからが外側なのか。誰が役者で誰が本物なのか。恩田陸らしいと思う作品。 |
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辻村 深月 講談社 コメント:他人をバカにしていた主人公の理帆子。自分を隠し他人と距離をとっていたはずが、気がつけば「人間」という現実の泥沼の中に足を踏み入れていた。ドラえもんの道具を使いながら描くスコシ・フシギな物語。 |
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いしい しんじ 河出書房新社 コメント:コポリ、コポリ、とあちこちから声がする。みずうみの?誰かの?沈むでも浮かぶでもなく、たぷたぷと水の中や外を漂っているような気持ちになる。 |