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手のひらの蝶
評価:
小笠原 慧
角川書店
(2002-11)

んー、おしいっ。

2年前死んだはずの犯人、その犯行と似たような手口で連続殺人が起こる。犯人はまるで吸血鬼のように被害者の血を吸うのだ。
いっぽう母親を殺害してしまった少年は施設にいれられるのだが、彼はチッチという虫がママを殺したのだと言う・・・
殺人犯を追う刑事、施設で少年を担当する女医、昆虫商のおやじ、等々様々な登場人物が名乗りをあげて何が何やら話がどこへ飛ぶのやら。

少しずつ明かされていく真実、え、これが一体どう結びついてどうなるの?って展開は面白かったんだけど、


・・・・・・・犯人もろばれ。



それはねーさすがにちょっとねー、あんな書き方したらこいつ怪しいってすぐ分かっちゃうって(>_<;)
けっこう最初のほうで気づいちゃったから伏線が見えちゃって面白みが薄れた。
基本的なネタ(遺伝子組み換え系)が前作と同じなのはまあ医者だし仕様が無いのかなあ
でも次作もこれネタだったらさすがにもう読まないかも。
遺伝子にかこつけてやりたい放題なんだもん。
21:25 | あ行(小笠原慧) | comments(0) | trackbacks(0)

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