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バナールな現象
そもそもバナールってなんじゃ。

って疑問から始まったこの小説。
(banal:凡庸な・平凡な)
 
表紙が戦争ものだったからね、
んで湾岸戦争がどうのこうのって書いてあったからね、
そっち系に突っ走るのかなって思ったの。
題名の雰囲気からしてちょっと固そう、
と思い迷いつつも購入。

大学と予備校で教師をする主人公・木苺。
まさにバナールな生活を送っていた彼だけれども、
妻の懐妊・失踪のあたりを境に虚構の世界に飲み込まれていく。

人は虚構の中でしか生きられない。

そもそも小説とは虚構の物語でしかない。
その中にもうひとつの虚構を作り上げ
そう、ぶっちゃけた話

何がなんだか わからんくなってます。

おほほ。作者の策略を知った今、
もう一度読み返す必要があるのは必死ですね(^^;

なんだか観念的といか哲学的というか
前半のバナールな話の中にもユーモアがあり
むふふな感じで読めます。
モーセの話や、ノアの方舟の話なども楽しく読めます。

他の作品を買うかは、微妙なとこかなぁ。

13:14 | あ行(奥泉光) | comments(0) | trackbacks(0)

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