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評価:
小峰 元
講談社
(1981-11)
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なんかだいぶ昔の本?本棚にあったので、題名が面白そうだからつい手がでてしまいました。
青春推理小説、というのでしょうか?なかなか面白かったですよ♪
推理小説として、全然トリックやら何やらがすごいわけでもなく
とりたててびっくりするような出来事が起こるわけでもなく、
むしろ人が殺されても次のページではギャグを飛ばしながら笑ってるっていう主人公たち。
か、軽い。
と、そこが面白いわけです。
著者は古代ギリシャ哲学がお好き?ついでに漢文もお好き?
いたるところでアリストテレスの言葉やら漢文や古文の引用がでてきて
もしこんな高校生がいたらどびっくりだわ。
たぶんこの本が出された時代でも、この小説に出てくるような若者の姿っていうのは実際とかけ離れていだだろうけれども、
昔も今も、彼らのようなキャラクターに若者らしさを感じるっていうところは変わってないってことかな。
他の作品も古本屋で探してこよっと♪