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評価:
田辺 聖子
角川書店
(1987-01)
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小説のほうです。
映画が面白い、という話を聞いていたのですが、映画よりも先に原作を読んでしまいました。短編集だったんですね。こんな短い話をどう映画にしてるんだろう、と思って映画のほうのサイトを除いてきたんですが、基本的なストーリーは同じだけども結構肉付けしてあるんですね。(当たり前か)
映画も面白そう。池脇千鶴好きなんです♪
とにかく、ジョゼが魅力的ですね。どことなく、吉本ばななの『TUGUMI』のつぐみちゃんに似てるかも。
どの作品を見ても、ストーリーの進め方が変わってる。終わり方も変わってる。
はっきりとした結末があるわけでもなく、効果的な余韻を残す書き方をするわけでもない。
ただ、そのままいつまでも話が続いていくような、終わっているのに次のページをそれまでと同じ気分でめくってしまうような、そんな感じ。
映画も早くみてみようと思います。