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新世界より
評価:
貴志 祐介
講談社
コメント:千年後の世界に巻き起こる、新感覚ホラーSF!

JUGEMテーマ:読書
JUGEMテーマ:小説全般
 
貴志さん久々ー!
ホラー苦手な私にホラー小説を買わせてしまうだけの筆力を持つ彼。
ああ、ホラーじゃないものを書いてほしい・・・
青の炎みたいなテイストを・・・
という私の願いがようやく叶い嬉しい限りです。
まあホラーの要素ももちろんあるんだけど。

舞台は千年後の日本、愛する地元茨城県。まあこの時代は県なんてなくなってますが。
数百年前、呪力を使えるようになった人間は、能力者と非能力者の間で大きな戦争、殺し合いが行われ、結果日本と日本人は壊滅。最終的に戦いに勝った能力者が、過去の過ちを繰り返すまいとして様々な試行錯誤の上に作り上げられた社会システム。
しかしそれも、割れたつぼを修復しても隙間から水がこぼれだすように、いつ壊れてもおかしくない危険をはらんでいたのだ。

決して入ってはいけないと言われた土地に足を踏み入れた少年少女、そこでのある生物との遭遇が、彼らの運命を大きく狂わせることになる。
そして10年の時がたち、人類は再び大きな危機にさらされることになり、かつての少年少女は、人類を守るため、命を賭して悪鬼に立ち向かうことを決意する。


分厚い文庫が3冊。
しかし一気に読破!
構想がすごいしっかりしてるのに感服。
そんでやっぱ怖いとこは怖い。
そして最終的には人間としての生きかたを考えさせられる問題提起。
激しく同意な最後の一文。
あますところなく楽しませていただきました!



00:03 | か行(貴志祐介) | comments(0) | trackbacks(0)
硝子のハンマー
JUGEMテーマ:読書


出ました!
正統派ミステリー!!

いやー、うまいですね。実にうまいです。
とある会社の社長が密室で殺害されるのですが、
状況からして殺害することが出来た可能性があるのは
専務ただ一人。
捕まってしまった専務に雇われた弁護士の純子は、
防犯コンサルタントの榎本と共に密室を崩そうと奮起する。

もう、推理の嵐なんですよね。
あることが発覚して、そうだこれで密室が崩れる!
と純子ないし榎本が推理して、その度に読者であるあたしは
お!その手があったのかーくそー!
それなのにあっさりとその説の盲点が提示され
なにー違ったのかよ!
じゃあなんだ、と考える間もなくまた次の説が出てきて・・・
最後のほうにはもー息切れしちゃってるくらいの。
そしてようやくたどり着いた真相は、うーん、納得。
ああ、なんて正統。寄り道しない。爽快な本。
00:59 | か行(貴志祐介) | comments(0) | trackbacks(0)
青の炎
ハイばっち名作。
と意味不明な感じで始めます。
あーそれにしても1度読んだことがあった・・・
図書館で借りたのかなぁ。
借りた本ってすぐ忘れちゃうからやぁね。

主人公・櫛森秀一は17歳。母と妹と暮らしていたが、母の再婚相手だった男・曽根が家に居座り、秀一たち家族を脅かす。
母や妹を守るため、秀一は「完全犯罪」に挑んでいく・・・。

なんで人を殺しちゃいけないの?

というのは前々からのあたしの疑問なのであって、
「そう決められてるから」なんてゆー答えしか聞いたことがない。
いや知りたいのはそういうことじゃなくて。

秀一はといえば、必死に家族を守ろうとする、心優しき殺人犯だ。
殺人、が毎日のようにニュースで流れるような時代。
殺人犯は極悪人のように報道される。
けど、殺人を犯した人は皆悪い人なの?
なぜ?

「犯人が、犯行を犯してしまいたくなる気持ちも分からないではないですが」
「やはり殺人をするというのはいけないことです」
なぜ?

とりあえず憶測で物事を決め付けるのをやめろ。
そんで確かな理由を持って物事を口にしろ。
ってかー。

秀一は、物語の終盤になって、犯行が暴露された後も、
殺人を後悔はしていない、というのが印象的。
限りなくさわやかである。
さわやか殺人犯である。

13:13 | か行(貴志祐介) | comments(0) | trackbacks(0)
天使の囀り
またもや貴志祐介さんのホラー作品。
ホラー嫌いのあたしのはずがどうしてか読まずにおれない作家。

あーこれもほんと怖いです。
普段、夜中に布団の中で本を読むだけに
寝るのが恐ろしかったです・・・。

主人公の彼は死恐怖症で、死ぬということを異常なまでに恐れていた
なのにアフリカから帰国した彼は、人が変わったようになり、
自殺してしまう。天使の囀りが聞こえる、という言葉を残して。

彼と一緒にアフリカへ行った人も次々と変な死に方をして
その原因をたどっていくとー

きゃー

もうこの先は恐ろしくて言えません。
22:18 | か行(貴志祐介) | comments(0) | trackbacks(0)

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