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くすぶれ!モテない系
評価:
能町 みね子
ブックマン社
コメント:CancamやJJを読めない女子!読むべし

JUGEMテーマ:読書
 
文庫で見てからずっと気になってて図書館で借りた。
書いてあることの9割方自分のこと書いてあった!
つまりは私もモテない系なわけです。

モテない系っていうのは、つまりモテたいと思ってるくせにモテるであろう格好や言動を取れない恥ずかしがり屋さんというか無駄なプライドがあるというか、そういう奴のことで、かといって完全にモテない圏外ちゃん的な格好をするのも嫌で、中途半端に個性とかいう言葉を盾にしてなんとか生きてる奴のことを言います。つまり私です。

ちょいちょいはさまれるイラストや女子の分布図が笑えます。
そしてモテない系だから、こうこうしなさいとかいう説教が一切ないのがすごぶる気持ちがいいです。
だってそんなことを言われて直せるようだったらそれはもうモテ系なんだから。

著者が元男だっていうことで、ブログを読んでみましたがこれまた面白い。
性別を間違って生まれてきたということに対する悲壮感が全く出ていないので、ちょっと大変なことがあった女子の奮闘記を読んでる感じ。

こういう系統の本にしてはめずらしく面白く読める本でした。(基本的に苦手だから)

12:34 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)
毒ガス島
評価:
樋口 健二
三一書房
コメント:かつて地図から消され、今歴史を葬られようとしている島がある―

JUGEMテーマ:読書
 
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、大久野島。
今リゾートアイランドとして若者が集うその島は、かつて毒ガス島と呼ばれた島であった。

大久野島の工場で働いていた人々は、何を作っているかを知らされていなかった。
この島での出来事は口外禁止とかたく口止めをされたそうだ。
防護服を着ながらの作業でも、防護服を通して毒ガスを吸い込み、体中に水ぶくれが出来たという。
それでも彼らはお国のため、天皇のためと言って、痛む体にムチ打って働き続けた。
工場で亡くなった人は数え切れず、生きて戦後を迎えた人も慢性気管支炎になったり、ガンを発症したりしている。
本書にのせられている、昭和56年における情報によれば、毒ガス障害者の登録は4253人、さらに死亡者966人、そのうち国に認定を受け、医療手当等を受けているのは735人(うち死亡者201人)である。

それだけ国のために働き続けたにも関わらず、国は国際法を無視した毒ガスの製造、使用を隠したいという気持ちの表れなのか、多くの人の毒ガスの障害を認めなかった。
毒ガスの工場があった島ではリゾート開発がすすみ、島を訪れる多くの若者たちは、かつて毒ガスを作っていた島だということを知らない。


本書は国に騙され毒ガス工場で働かされ、今でも後遺症に苦しむ人々が国から見棄てられ歴史から葬られようとしている苦しみを語っている。
しかし日本人として忘れてはならないのは、毒ガスは当然、製造しただけではないということだ。
大久野島で作られた毒ガスは中国に運ばれた。その総量は3000トンと言われ、日中戦争では1万人の死者が出た。
敗戦すると、日本軍は国際条約に違反した毒ガス使用の事実を隠すべく中国に毒ガスを棄てて帰ったため、戦後農作業や下水道工事の際に埋もれていた毒ガス弾による被害で、死者や被毒者が出ている。

1993年に発行した化学兵器禁止条約により、日本政府は中国に棄てた毒ガス弾を処理する国際的義務を負い、2007年までにその処理を終えなければならなくなったが、2006年にその期間を2012年に延期している。最終的な処理費用は1兆円を超えるのではないかとも言われている。
違法な化学兵器を使用したにも関わらず日本政府は今なお公式にそれを認めておらず、ゆえに化学兵器使用に関して中国への謝罪もしていない。

敗戦時、日本の所有していた武器はソ連、中国軍に引き渡されたという文書があり、毒ガス弾も日本軍が遺棄したのではなく、ソ連・中国軍に引き継いだという主張もあるらしいが、引き継いだ中国軍が母国の農村に危険兵器を埋めたりするだろうかという疑問も残る。


我々日本人の若い世代は、戦争を過ぎ去った過去のものして実感している。
ときたま近隣諸国が戦争時代の問題で日本を敵視する発言や行動をテレビで目にしても、それは政府がなんとかする問題で、戦後に生まれ育った自分たちには関係ない、と心のどこかで思っている。
だが果たして本当にそれでいいのだろうか。
政府の人間とて、戦争中に実際に日本を動かしていた政治家などもはやいないのだ。
人が死んでも、国としての歴史は消えることはない。

数時間で得た薄っぺらい情報ゆえに実際問題のごく表面しか理解できていないこととは思うが、こういう事実があったことを知れただけでも良かったと思う。








15:33 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)
地震イツモノート
評価:
地震イツモプロジェクト
ポプラ社
コメント:読み終えたら防災グッズの中に忍ばせてもいいかもしれない。

JUGEMテーマ:読書
 

寄藤文平はやっぱり気になる。
地球のエネルギーの10分の1が集まるという場所で生きていくのだから、「まさか」という気持ちを持たずにいたほうが良い。
まさに備えあれば憂いなし。いや、備えてても憂うね。こんなときには。

自分が被災者になったときに起こる出来事を順番に説明してくれる。
必要なもの、あると便利なもの、手近にあるものでの応急処置や料理の仕方など。
もちろん文平さんの可愛いイラストで。

テーマがかたいものでも、文平イラストになると途端に身近で親しみやすいものに変わるからスゴイ。
今色んな分野でひっぱりだこになるのも納得。



01:50 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)
「気だてのいいひと」宣言
評価:
香山 リカ
東京書籍
コメント:ものは言いよう、考えよう。

JUGEMテーマ:読書
 
香山リカが良い、という友達にもらった本。

「気だてのいいひと」とは一体どういう人なんだい、っていうことなんだけど
ようは「香山さんのところにくる欝患者」のことなんだよね。

うつになったりする性格の人って、気が弱かったり、人に気をつかったり、
自分の意見を言えなかったり、考え込んでしまったり。
人の上に立つことが良いとされる今の社会に適応できず、つまはじきにされてしまった人たち。

そういう人のことを、「気だてがいい」と表現し、だからそのままでいいんですよ、自信を持って、という。
いわばうつ患者励まし本。
でもそういう性格は直せなくても、そのままでいいといわれて自信を持てば
社会の中でうまく生きていけるようになるというものでもない。

「気だてのいいひと」のカテゴリーに住まない人間が、上から目線でそれを賛辞している内容だと感じられるのは、私の性格がひねているからなんだよなあ、と思う。

22:28 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)
大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」
JUGEMテーマ:読書
 
池上さんって良い人なんだろうなあー。っていう文章の感じ。
とてもわかりやすい本でした。
あまり深いところまで追求せず、ほどよくざっくり、という本ではありますが
普段なにげなく聞き過ごしていることなどを再確認できました。
個人的に興味深かったのは、タリバンがなぜ生まれたかという部分。
またの機会に文献を探してみたいものです。
23:39 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)
2時間でおさらいできる日本史
JUGEMテーマ:読書
 

表紙が可愛かったのと、日本史知らなさすぎてやばい?かと思って購入。

ざっくりすぎて逆に分からなかった。
出来事がつながらない。
数千年を2時間で説明しようっていうんだから当たり前か。
歴史の面白みってディテールにあるのね、と再確認。


22:15 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)
いい女には虫がつく。 / 藤田紘一郎
評価:
藤田 紘一郎
主婦と生活社
コメント:かのマリア・カラスはサナダ虫をお腹に買って半年で50キロ痩せたらしい。寄生虫博士の、地球と人に優しい話。

JUGEMテーマ:読書
 
ウンココロが面白かったので図書館で借りてくる。
イラストが残念だが、寄生虫博士・藤田紘一郎先生の考え方はとても共感できる。
漠然と、なんとなく〜な気がする。と思っていたことを、菌や虫の観点からお医者さまに肯定されてなんとなく嬉しい気分。

つまりは、問題はいかに清潔(菌がいないという意味での)にするかということではなくて、菌と共生することで免疫力をあげて多少のことではガタガタ言わない強い体を手に入れることが大事、ってこと。
最近はもやしもんのおかげで菌へのイメージもだいぶ変わったりしてるんだろうか。
目に見えないだけで、空気中にも自分の体にも菌はたーっくさんいて、一緒に生活してる。
無菌抗菌って言って「これこれこういうことで汚いから抗菌しましょう」っていうのは、恐怖感を煽って商品を売りつけたいから。
そもそも菌が死滅するくらいの抗菌作用がある、例えばトイレの便座に座ると、お尻の皮膚がただれてしまうらしい。
抗菌なんかしてなくても、昔の人は元気に生きていたし、日本人が訪れれば確実に腹を下すというインドでは、現地のインド人たちが元気いっぱい暮らしている。
間違っているのはどちらだろう?
腹をくだすような水をつかっているインド?
それとも抗菌しなければ水さえ飲めないような体を持った日本人?

私は間違っているのは後者だと思う。
かといって日本にいる限り私の体はひ弱なままなんだろうなーとも思う。
こういうと、じゃあ体も洗わずそのへんに落ちたものも食べるの?汚い水を飲むの?というとそれはちょっと違う。
例えば洗顔をしすぎると顔に必要な油分や角質をはがしとってしまうから逆に肌が荒れるという、それと同じ種類のことで。
体も、食べるものも、、「綺麗にしすぎない」ことが大切なのかなと思う。

泥んこ遊びをしてこなかった子供はアレルギーにかかりやすいらしい。
サナダ虫をお腹に飼うと、余分な脂肪分を食べてくれるらしい。
生き物の生きる力をなめんなーということだと思う。
ちょっとくらい風邪をひいたって、腹をくだしたって、体はナニクソ!と思って闘ってくれる。
そうして闘った後は、前より頑丈な体になる。
だからちょっとくらいの菌やら虫やら、体に入れておいたほうがいいんだと思う。

新型インフルエンザが流行ったとき、アメリカではインフルパーティが開かれたというニュースを聞いた。
一度新型インフルエンザにかかっておけば、体に抗体が出来て安心だから、菌を持った人に感染させてもらおうという目的だ。
うん人間このくらい図太く愉快に暮らすのが良いなと思った。

つまりはそういうことなんじゃないかなー。

20:06 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)
ウンココロ / 寄藤文平 藤田紘一郎
評価:
寄藤 文平,藤田 紘一郎
実業之日本社
コメント:真面目にウンコについて考えてみるもよし!ウンコの仕方を学ぶもよし!ウンコって言葉が何回出てくるのか数えてみてもよし!とにかく可愛く楽しくためになるウンコの本。

JUGEMテーマ:読書
JUGEMテーマ:小説全般
 
題名、イラスト、キャッチフレーズ・・・どれをとっても私の琴線にドストライク!!
数年前にお気に入りの本屋で見つけて以来心を離れなかったこの本が文庫化とあってはもういてもたってもいられず購入。

そんなにウンコが好きなの・・・女の子なのに・・・ヘンタイ・・・
なんて思ったそこのあなた。
あとインドに行って世界観変えようかななんて思ってるそこのあなた。
ぜひ!ウンココロを読んでみてください。
それから先のことを考えてください。とりあえず。

やっぱり健康な人って良いウンコをしてると思うんだよ。
体の調子がいいなあと思うときって良いウンコが出てると思うんだよ。
体を作ってるのって食べ物で、ウンコを作ってるのも食べ物で。
綺麗な体になろうと思ったら、いいものを食べる。
いいものって何?というと、それはいいウンコが出せる食べ物ってことなのだ。

ウンコは80%が水になって、またトイレの水になってウンコを流してくれたり公園の噴水になって出てきたり、海に流れ出たりしている。
恋人たちが「綺麗ねえ」と眺めているその噴水も元をたどればウンコだというわけだ。
良い野菜は良いウンコをたっぷり含んだ土から栄養を取って育つ。
今日食べた鍋の野菜も、元をたどればウンコだというわけだ。
みんなウンコに生かされているのだ。
誰がウンコは汚いものだ、ウンコの話題をしてはいけない、ウンコなんて言葉言うんじゃありません!
なんてどうしてそんなこと言うの?

でもそんなラブウンコの私でも、まだウンコは触れない。
まだまだウンコとの間に壁があるな、と思うのでした。

食べ物に気をつかって、素敵なしあわせウンコライフを送りたい!と切に思ったのでした。

19:15 | 実用書 | comments(0) | trackbacks(0)

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