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評価:
ティム オブライエン
文藝春秋
コメント:どこかの場所、いつかの七月に起こったかも、起こるのかもしれない、それぞれの人生のひとぺーじ。
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んー。やっぱり村上春樹チョイスは癖があってむつかしい。
しばらく休憩しようかな。レイモンド・カーヴァーは面白いんだけどなー。
30年ぶりに集まった大学時代の同級生たち。
それぞれが30年の間に各々の人生を送ってきて、それが50うんさいになってもまだ全然大成していなくって、今の自分や過去のことを肯定しようとしたり後悔してみたり、過去の恋にもう一度火をつけてみたり、章ごとに主人公を変えながらこの同窓生の姿を浮き彫りにしていく。
お洒落な映画になりそうな感じではある。
でもこう、人物にのめりこませてはくれない。
常に建物の天井から彼らが動くのを見ている感じで、それが歯がゆいというか物足りなかったかなー。