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ティファニーで朝食を
評価:
トルーマン カポーティ
新潮社
コメント:読んだら恋をせずにはいられない。

JUGEMテーマ:読書
JUGEMテーマ:小説全般
 
オードリー・ヘップバーンで有名の映画、「ティファニーで朝食を」の原作。
訳者・村上春樹の後書きが実に良い。
映画を観ていなくて良かった、と心から感じた。

自由で奔放、純粋な魅力を備えた小悪魔少女、ミス・ホリー・ゴライトリー。
決して悪びれず、頭をさげず、堂々とその美しさを輝かせる彼女に、読者の誰もがひきつけられることと思う。
原作を読んでからホリーをヘップバーンに重ね合わせようとしても、どうにも無理があるような気がする。

併せて入っている短編、 花盛りの家/ダイアモンドのギター/クリスマスの思い出 も、どれも良かった。話としては「ダイアモンドのギター」が好きだったけど、「クリスマスの思い出」の終わり方は秀逸。偶然にも前に読んだ本の中に入っていた短編だった。訳を手直ししたバージョンらしいけれど。

表紙のオレンジが可愛くてお気に入り。
毎年のことだけれど新潮社が出すこのシリーズ(?)は好きだなあ。
大満足の1冊。
21:27 | 海外(トルーマン・カポーティ) | comments(0) | trackbacks(0)
誕生日の子どもたち
評価:
トルーマン カポーティ
文藝春秋
コメント:イノセンスをテーマにした物語を選出した短編集。

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初めてのカポーティ。
面白い!

真っ直ぐで、純粋で、それゆえときに残酷で、シンプルだけれどもその実色々なことを考え、感じている子供たちの姿がありありと描かれている。
短編なのだが、無駄を省いた言葉の羅列によって、あれよあれよという間に物語りは進んでいって、ひとつの短編を読み終える頃には、大作長編を1本読んだかのような気分になる。(やや大袈裟?)

そういう意味ではこの間読んだ、「未見坂」とは対照的で、「未見坂」が物語のプロローグの段階で終わらされ、あっという間に終わってしまったジェットコースターを降りる気分になるのに対して、こちらは実に満足感を伴う読後の余韻に浸ることが出来る。

面白いというのか、なんというのか。全体的に悲しさと切なさが漂ってはいるのだけれど。
良い作品でした。
他のものも読んでみたい。

22:42 | 海外(トルーマン・カポーティ) | comments(0) | trackbacks(0)

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